増田達治 煤墨の世界

H28リーガ展5862

H28リーガ展5919

 「・・妄境既にふりすてて独りある身となりはてぬ・・」 一遍「百利口語」より (348.8×452.2)

 この"独りある身"とは、死の恐怖に怯える孤独の人間を示すものではなく、一切の執着や迷いから解き放たれた自由人を意味しています。
  
 

H28リーガ展5833

H28リーガ展5814
「鳩」(696.5×1334.5)。今回初めて自分で木製パネル(910×1600)を作りました。 

 

H28リーガ展5940

H28リーガ展5938

 今回も沢山の方々からの応援やご協力を得て盛会の裡に終えることができました。ご来場の皆様にもあらためて感謝申し上げます。

 しかし、あのぎりぎりバタバタ準備の個展が済んでからいつの間にかもう二週間が過ぎたというのに、なぜかまた急で面倒な仕事があれやこれやと舞い込んできて、作品も何もかも赤帽さんのトラックから下ろして取り敢えずこの狭いマンションの空いているスペースに放り込むようにして置いたまま、全く片付く気配もありません。と言うか、どこに置こうか、運ぼうか?…。

 そして会期中には、来年の10/31(火)~11/5(日)の日程で、同じリーガロイヤルギャラリーで個展を開催することを決めました。と言うか、一年前から仮押さえしていてもうあと一年に迫る中、ギャラリー事務局から返事を迫られるような形で…。

 しかし、使用規約をあらためて見てみると、「仮押さえの後、14日以内に使用申込書を提出……。」と書かれており、事務局は随分気長に待っていてくれたんだなぁ、と気づいたのでした。

 それにしても1年後の開催。大阪府を退職し、その翌年の平成14年以来、毎年欠かすことなく新作の個展や企画展を続けてきましたが…。

 大丈夫かなぁ!、と思いつつ…。いろんな意味で…。
H28リーガ展5942

H28リーガ展5943

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