前回のブログ記事を見た友人が、同じ言葉だけれどまた全然印象の違う作品なので、ブログを見て下さっている多くの方々にも是非見ていただいたら、と早速お仏壇とそこに納まった作品の写真を送ってくれました。
友人は、この作品の方が個展の作品よりも、さらに字に動きと迫力があってとても気に入っている、と喜んでくれています。ありがたいことです。
両作品では、運筆、造形、構成等々が大きく異なっています。使用した筆、墨、紙も同じものではありません。
特に墨については、個展作品は煤墨、この作品では硯で磨った墨を使いました。写真ではどうしても細かいいニュアンスなどは分かりにくいですが、同じ黒でも全く違った雰囲気、表現力を持っています。
それぞれに異なる素材や道具の個性を最大限に生かし、またその能力を存分に発揮させ、いかにして作品としての独自の世界を創り上げるか、それが作家にとっての苦しみであり、また大いなる醍醐味、楽しみでもあるのです。
友人は、この作品の方が個展の作品よりも、さらに字に動きと迫力があってとても気に入っている、と喜んでくれています。ありがたいことです。
両作品では、運筆、造形、構成等々が大きく異なっています。使用した筆、墨、紙も同じものではありません。
特に墨については、個展作品は煤墨、この作品では硯で磨った墨を使いました。写真ではどうしても細かいいニュアンスなどは分かりにくいですが、同じ黒でも全く違った雰囲気、表現力を持っています。
それぞれに異なる素材や道具の個性を最大限に生かし、またその能力を存分に発揮させ、いかにして作品としての独自の世界を創り上げるか、それが作家にとっての苦しみであり、また大いなる醍醐味、楽しみでもあるのです。