これは魔法か神の手か!。何の造作もなく楽々とCD-ROMを作動させ、「極めて正常に動作していますよ。」、とM氏。
ということはこのPC、“不良品ではない”、ということ…!?。
いやはやまぁ、何ともその通りで、このPCは特に問題なく動いており故障しているわけではない、ということらしいのです。
この瞬間、私の脳裏を掠めたのが、あれだけ「あり得ない!」、「信じられない!」、「もう懲り懲りだ!」などと書き込み続けてきたこのブログのことでした。この数か月にわたるあの怒りと不信に満ち満ちたドタバタ劇は、私の全くの独り相撲だったということなのか…?。そしてそれを、私は一体どう収めたらいいのだろうか…!、と。
PCについてよくご存じの方はもう察しがついているかもしれません。
要するに今のPCは、CD-ROMを挿入しても自動的に読み込むようにはなっておらず、作動し、読み込むように操作する必要がある、とのことです。もちろん、自動的に読み込むよう自動再生(オートラン)にセットしておくこともできるということなのです。
しかし、私は今までの経験から当然自動再生するものと思っていたし、一台目は確かに挿入しただけで読み込んでくれたし、二台目はweb販売店の担当者I氏に私が操作したことの一部始終を詳しく説明したところ、「確かにそれはおかしいですね!」、と言って初期不良を認め、返品、交換に応じたのです。
そして三台目も全く同じ症状であることを伝えたら、担当者I氏は再び不具合を認め、「どうもこの機種には他にもいろいろと問題があるようです。」、とまで言い出すので、私はまさにこの三台続きの初期不良を全く疑ってはいなかったのでした。
しかし、その一方で、返品期限がいよいよ迫った土壇場でM氏に会えるとわかった時、彼がこのPCに触れた途端にCD-ROMがヒョイと動き出す、という光景がふと私の目の前をよぎったのも事実です。そんなこともあり得ないことではない…、と。
M氏は私のPCを見る前に、すでに考えられるさまざまな機械の状態やその理由等を診断し、いくつかの解決策を想定していたようです。さすがプロです!
でも、今思えば、こんなことになるのだったらもっと早くにM氏に相談しておけば良かった、ということになりますが、当然、私は一台目の交換で、わざわざM氏の手を煩わせご迷惑をおかけすることなく、すぐに解決するものと思っていたのでした。
さて、返品や交換の理由がなくなった私は、不安を完全には拭い切れないものの、このPCを使い続けることにし、6/25、担当のI氏にその旨を伝えました。
何だか何ともすっきりしないのですが、恥ずかしながらとりあえずこれにて一件落着、ということでしょうか。それにしても私のPCに対する無知未熟も含め、まさに「踏んだり蹴ったり」の半年でした。
そして私、実は昨年の個展で「踏んだり蹴ったり」という作品を発表していたのです。しかも2点!。
ようやく、画像を掲載することができるようになったので、それを紹介しておきます。
「作品33」(328×240.5)の「摩訶芬陀利華陀利」で、「摩訶、踏んだり蹴ったり!」と読みます。私の勝手な造語です。
摩訶は梵語の音訳で、すぐれる、多い、大きいの三つの意味があり、摩訶芬陀利華(まかふんだりげ)は、大きな白蓮華。天竺の阿耨達池(あのくだつち)に生え、普通にはないところから、稀有な花の意があります。
私は、ちょっとした洒落のつもりでこの摩訶芬陀利華に“陀利”を加え、「摩訶、踏んだり蹴ったり!」と読むことにし、作品にしたのです。
次の作品も同じく「摩訶芬陀利華陀利」(作品34・328.6×240.8)で、二点とも大変気楽に書いたまさに一発書きの作品です。
さて、PC事情によって、作品紹介ができないためにつなぎとして書き続けてきた、読み手によってはどうでもいいような私のPC話はこれにて完結です(おそらく…)。次回からはまた「書」について、と私の作品紹介を中心に書いていくつもりです。
そして最後に、大変お世話になったM氏とKさんのHPとブログを、感謝の意を込めて紹介しておきます。
M氏とは、クリエイティブカンパニーashiby(アシビー)の代表社員、宮山 学さん。
会社のHPは、http://ashiby.com
Kさんのブログは、曼荼羅ギャラリー。http://mandara.publog.jp/
ということはこのPC、“不良品ではない”、ということ…!?。
いやはやまぁ、何ともその通りで、このPCは特に問題なく動いており故障しているわけではない、ということらしいのです。
この瞬間、私の脳裏を掠めたのが、あれだけ「あり得ない!」、「信じられない!」、「もう懲り懲りだ!」などと書き込み続けてきたこのブログのことでした。この数か月にわたるあの怒りと不信に満ち満ちたドタバタ劇は、私の全くの独り相撲だったということなのか…?。そしてそれを、私は一体どう収めたらいいのだろうか…!、と。
PCについてよくご存じの方はもう察しがついているかもしれません。
要するに今のPCは、CD-ROMを挿入しても自動的に読み込むようにはなっておらず、作動し、読み込むように操作する必要がある、とのことです。もちろん、自動的に読み込むよう自動再生(オートラン)にセットしておくこともできるということなのです。
しかし、私は今までの経験から当然自動再生するものと思っていたし、一台目は確かに挿入しただけで読み込んでくれたし、二台目はweb販売店の担当者I氏に私が操作したことの一部始終を詳しく説明したところ、「確かにそれはおかしいですね!」、と言って初期不良を認め、返品、交換に応じたのです。
そして三台目も全く同じ症状であることを伝えたら、担当者I氏は再び不具合を認め、「どうもこの機種には他にもいろいろと問題があるようです。」、とまで言い出すので、私はまさにこの三台続きの初期不良を全く疑ってはいなかったのでした。
しかし、その一方で、返品期限がいよいよ迫った土壇場でM氏に会えるとわかった時、彼がこのPCに触れた途端にCD-ROMがヒョイと動き出す、という光景がふと私の目の前をよぎったのも事実です。そんなこともあり得ないことではない…、と。
M氏は私のPCを見る前に、すでに考えられるさまざまな機械の状態やその理由等を診断し、いくつかの解決策を想定していたようです。さすがプロです!
でも、今思えば、こんなことになるのだったらもっと早くにM氏に相談しておけば良かった、ということになりますが、当然、私は一台目の交換で、わざわざM氏の手を煩わせご迷惑をおかけすることなく、すぐに解決するものと思っていたのでした。
さて、返品や交換の理由がなくなった私は、不安を完全には拭い切れないものの、このPCを使い続けることにし、6/25、担当のI氏にその旨を伝えました。
何だか何ともすっきりしないのですが、恥ずかしながらとりあえずこれにて一件落着、ということでしょうか。それにしても私のPCに対する無知未熟も含め、まさに「踏んだり蹴ったり」の半年でした。
そして私、実は昨年の個展で「踏んだり蹴ったり」という作品を発表していたのです。しかも2点!。
ようやく、画像を掲載することができるようになったので、それを紹介しておきます。
「作品33」(328×240.5)の「摩訶芬陀利華陀利」で、「摩訶、踏んだり蹴ったり!」と読みます。私の勝手な造語です。
摩訶は梵語の音訳で、すぐれる、多い、大きいの三つの意味があり、摩訶芬陀利華(まかふんだりげ)は、大きな白蓮華。天竺の阿耨達池(あのくだつち)に生え、普通にはないところから、稀有な花の意があります。
私は、ちょっとした洒落のつもりでこの摩訶芬陀利華に“陀利”を加え、「摩訶、踏んだり蹴ったり!」と読むことにし、作品にしたのです。
次の作品も同じく「摩訶芬陀利華陀利」(作品34・328.6×240.8)で、二点とも大変気楽に書いたまさに一発書きの作品です。
さて、PC事情によって、作品紹介ができないためにつなぎとして書き続けてきた、読み手によってはどうでもいいような私のPC話はこれにて完結です(おそらく…)。次回からはまた「書」について、と私の作品紹介を中心に書いていくつもりです。
そして最後に、大変お世話になったM氏とKさんのHPとブログを、感謝の意を込めて紹介しておきます。
M氏とは、クリエイティブカンパニーashiby(アシビー)の代表社員、宮山 学さん。
会社のHPは、http://ashiby.com
Kさんのブログは、曼荼羅ギャラリー。http://mandara.publog.jp/
コメント
コメント一覧 (1)
ところで,11月の個展はやはり戎橋画廊で開催のご予定ですか。是非お伺いしたいと思いますので,予定日をお教えください。 鈴木清・美智子